・「ラグドールの目はなんで青いの?」
・「ラグドールは成長すると目の色が変わるの?」
・「目の色がいつもと違うけど病気?」
目が青いのが特徴の1つであるラグドール。
そんなラグドールの目がなぜ青いのか不思議ではありませんか?
私はラグドールと3年以上いろいろなことがありましたが、幸せに暮らしています。
また愛猫と幸せに暮らすために、
以上の2つの講座を修了しています。
- ラグドールの目が青色の理由
- ラグドールは成長しても目の色は変わらない理由
- 目の色が変わったら病院へ
この記事を読めば、ラグドールの目の色が青い理由や目の色の変化について知ることができます。
ラグドールの目の色や変化について知りたい方は最後まで読んでください。
ラグドールの目の色が青い理由
ラグドールの目が青いのは、2つの理由があります。
- 虹彩にメラニン色素が少量しかない
- レイリー散乱で青く見える
1つずつ解説していきます。
虹彩にメラニン色素が少量しかない
虹彩は瞳孔の周りの部分で、虹彩の色が目の色といわれています。
虹彩の色を決めるのは、メラニン色素の量になります。
ラグドールの目の虹彩部分に、メラニン色素が少量しかないのは、毛柄を決める遺伝子によるものです。
ラグドールの毛柄はポインテッドになります。
ポインテッドは、体温が高い場所ではメラニン色素が生成しにくい特徴があります。
目は体温が高い頭の中にあるため、メラニン色素が生成されることはほとんどありません。
しかし、足の先や耳など体温が低い先端部分は、メラニン色素が生成されるため色がつきます。
なので、虹彩にメラニン色素が少量しかありません。
レイリー散乱で青く見える
レイリー散乱とは、光が分子など小さい粒子にあたり波長の短い青い光が、散乱されるため青く見える現象になります。
例えば、空が青く見えるのはレイリー散乱によるものです。
ラグドールの目でも同じ現象が起こっています。
虹彩のメラニン色素に光があたり、青い光が散乱され青く見えます。
青い色素があるから、青く見えるわけではないです。
成長してもラグドールの目は青いまま
生後2ヶ月前の子猫は、虹彩にメラニン色素が定着していないため、レイリー散乱により目が青く見えます。
子猫の目はキトンブルーと呼ばれています。
生後2ヶ月を過ぎるとメラニン色素が少しずつ定着し、その猫本来の目の色に変化していきます。
しかし、先述したとおりラグドールは虹彩にメラニン色素が少量しかありません。
メラニン色素の含有量は、一生を通じてほぼ一定です。
ラグドールは成長しても目が青いままで、他の色になることはないでしょう。
目の色が変わったら病院へ
いつもの目の色が変わっているときは、病気の可能性が高いです。
主に目全体が赤い、白く濁っているなどがあります。
常に様子を観察して、少しでも違和感があれば動物病院に連れていくことで、重症化を防ぐことができます。
迷わず動物病院に行きましょう。
まとめ:ラグドールの目が青いのは特徴のひとつ
この記事ではラグドールの目が青い理由について解説しました。
まとめると以下のとおりです。
- 毛柄を決める遺伝子によって虹彩のメラニン色素が少量
- 目が青く見えるのはレイリー散乱によるもの
- 成長してもラグドールの目は青いままで他の色にはならない
猫の目の色は、毛柄を決める遺伝子によって色が決まります。
ラグドールの毛柄はポインテッドで目は青色のみですが、毛色は種類があります。
毛色についても調べてみるとおもしろいかもしれません。
下記の記事で、ラグドールの毛色について解説していますので、興味のある方はぜひ読んでくださいね。
ちなみに私はラグドールの目が青い理由が、空が青い理由と同じと知ったときは感動しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
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