「一人暮らしで猫を飼うときは、ケージは必要なの?」
「猫を留守番させるとき、いつまでケージに入れておかないといけないの?」
「ケージに入れたままにするのは、ストレスになるの?」
私も一人暮らしで猫を飼うときに、ケージを購入したほうがいいのか悩みました。
ケージについて悩みを抱えるあなたに、この記事では、以下の内容をご紹介します。
・ケージの中で留守番をさせる2つの理由
・一人暮らしの方でも、ケージは必要ではない場合もある
・ケージでの留守番を卒業するタイミングと、ケージの注意点
あくぼた
- 一人暮らしで猫との生活を1年以上経験
- 愛猫健康講座・キャットスペシャリスト講座を修了
- ラグドール♀・メインクーン♀と幸せに暮らしています
この記事を読むことで、ケージを購入する判断がつき、使い方や注意点がわかります。
そして飼い主の方は、留守番中の猫を心配することがなくなり、猫はストレスなく留守番をすることができますよ。
ケージの目的は2つ
まずは、留守番中にケージを使う理由を知ることが大事です。
一人暮らしの方がケージで留守番させる理由は以下の2つです。
- 誤飲防止のため
- 高いところからの転落防止のため
1つずつ解説します。
誤飲防止のため
子猫のときは、とにかく何にでも興味をもちます。
猫は危険なものをニオイで判断するため、危険なものでないと判断すれば食べてしまうことがあります。
誤飲しやすい物は、輪ゴムや薬のカプセル・ビニール袋などがあり、床などに置かないように片付けましょう。
留守番中は注意することができないので、誤飲防止の為、ケージに入れて上げると安心です。
高いところからの転落防止のため
猫は高いところに登る習性があります。
しかし子猫は欲望のまま登ってしまい降りられず、ずっと鳴いている状態や誤って転落することがあります。
例えば、収納棚やカーテンレールなどです。
転落防止のためにケージの中で留守番させるといいでしょう。
留守番中は子猫のことが心配になるのはわかります。
しかし心配ばかりして、仕事に集中できずミスをしては大変です。
ケージの中で留守番をしてもらい、誤飲・転落防止をしてあげましょう。
猫部屋があればケージは必要ない
猫部屋自体が大きいケージだからです。
なぜなら猫部屋の扉を閉めておけば、ケージと同じ役割をします。
ただし猫部屋で留守番させるときは、誤飲や転落防止に加え、電源コードをかじられても感電しない対策は必要になります。
猫部屋が用意できない場合は、留守番中の事故を防ぐためにケージは必要になります。
私の場合は、猫部屋を用意したので、ケージは購入していません。
そのかわり猫部屋には猫用品しか置かず、大きいキャットタワーを買わずに、誤飲や転落・感電事故が起こらないようにしました。
なので、猫部屋があればケージは必要ありません。
猫が新しい環境になれたらケージから出そう
猫はなわばり意識が高く、パトロールをする習性があります。
新しい環境になれると、なわばりとして認識するのでケージに入れているとパトロールができないため、ストレスを感じるでしょう。
環境になれてくると、お腹を出して寝る・活発に動き回ります。
猫部屋で、留守番をさせているときも一緒です。
飼い主さんがいるときは、ケージの扉を開けて、自発的に活動させることで、環境になれやすくなります。
しかし新しい環境に慣れる時間は個体差があるため、正確な日数はわかりません。
猫が新しい環境になれたら、ケージから出してあげましょう。
ケージに入れたままにするのはストレスになる
猫が、新しい環境に慣れても「留守番中の事故が怖いから」といった理由で、ケージに入れる飼い主さんがいます。
ですが、事故が怖いからといって、ずっとケージの中で留守番をさせるのは無理があります。
猫が成長し、ケージがせまくなり出たいために暴れる・パトロールができないのでストレスを感じるからです。
私の場合は猫部屋が引き戸だったので、成長し大人になる頃には勝手に扉を開けていたので、それからは扉を閉めることはしなくなりました。
事故防止を考えるなら、誤飲をしないように物を片付ける・イタズラされたくない物は置かないなどの対策をしましょう。
そうすることで部屋もキレイになり、飼い主も猫も幸せになります。
猫をケージに入れたままにしないようにしましょう。
まとめ:猫をケージの中で留守番させるのは、新しい環境に慣れるまで
今回は一人暮らしの猫に留守番させるときにケージは必要なのかについて説明しました。
ポイントをまとめると次のとおりです。
- 猫部屋があればケージは必要ない
- ケージから出すのは猫が環境に慣れてから
- ケージに入れたままにするのはストレスになる
ケージで留守番をさせる理由や、ケージの使い方・注意点がわかり、ケージを購入する判断ができるようになったのではないでしょうか?
新しい環境になれていない猫を、ケージや猫部屋で留守番をさせることで、安心して仕事や出かけることができますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
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