・ラグドールのブラッシングについて知りたい
・ラグドールに使えるブラシを知りたい
・ブラッシングしたあとの掃除を楽にしたい
愛猫がブラッシングを嫌がるので、やらずにいると毛玉だらけになることが多いです。
わたしも愛猫がブラッシングを嫌がるので、放っていたら毛玉だらけになってしまいました。
毛玉をできないようにするためには、毎日のブラッシングは欠かせません。
そこで本記事では、毎日ブラッシングをする理由や嫌がる猫の対処法などを紹介していきます。
- 毎日ブラッシングする理由や注意点について
- ブラッシングしないとどうなるかと慣れさせる行動について
- ブラッシングを嫌がるときの対処法について
- ブラシの種類と使用目的について
- ブラッシング後の掃除方法について
ラグドールと4年間暮らして、いろいろ失敗してきましたが、今ではブラッシングができるようになり健康で元気に暮らしています。
また愛猫と幸せに暮らすために
以上2つの講座を修了しました。
ラグドールのブラッシングについて詳しく知りたい方や簡単に素早く終わらせたい方は最後まで読んでくださいね。
毎日ブラッシングをする3つの理由
ブラッシングは愛猫が健康でいるためには、欠かせないケアの1つです。
毎日ブラッシングをする理由は以下の3つです。
1つずつ解説していきます。
健康維持
ブラシによって体が刺激され、血行が促進されるためです。
血行がよくなることで代謝があがり、健康を維持できるでしょう。
人でも代謝があがることで、疲労回復がはやくなります。
血行促進による健康維持のために、毎日ブラッシングをしましょう。
抜け毛をとる
ラグドールは長毛種であるため、抜け毛が多いです。
抜け毛をとらないと、被毛と絡まることで毛玉になります。
毛玉になると病気やケガをする可能性があります。
抜け毛をとるために毎日ブラッシングをしましょう。
スキンシップ
ブラッシングは愛猫との信頼関係を築くことができます。
毛並みを整えることは、グルーミングされていると思うので信頼されます。
信頼を築くためにブラッシングをしましょう。
ブラッシングの注意点
前提として「ブラッシングを嫌いにならないようにするため」の注意点になります。
以下の4つが注意点になります。
毛先から少しずつ行う
毛先からブラッシングすることで、引っ掛かりをなくすためです。
ブラシが引っかかることで、皮膚がひっぱられ痛がります。
人でも皮膚をひっぱると痛いですよね?
痛みを感じると、ブラッシングを嫌ってしまいます。
毛先から少しずつ、ブラッシングするようにしましょう。
嫌がったらやめること
猫が我慢している行動として、「顔が不機嫌になる」「しっぽを左右に振る」があります。
ブラッシングをしているときに、上記の行動をしているのは「我慢の限界が近い」と飼い主に向けてのサインです。
嫌がっているのに、ブラッシングを続けていると嫌いになってしまいます。
我慢している行動をはじめたら、ブラッシングをやめるようにしましょう。
寝ている・落ち着いているときにブラッシングをする
ブラッシングが嫌いな猫の場合の注意点になります。
猫は、寝ぼけているとき、落ち着いているときが一番我慢できる状態です。
ブラッシングが嫌いな猫の場合は、この時間にするのをオススメします。
先ほども述べましたが、嫌がったらブラッシングは終了です。
寝ている・落ち着いているときブラッシングをしましょう。
猫が遊びたいときにはブラッシングはしない
猫が遊びたいときにブラッシングをすると飼い主の思わぬケガにつながります。
なぜなら、猫は狩猟動物なので遊びたいときは、狩りの欲求を満たしたいと考えているからです。
誰でも遊びたいときに、散髪されたら嫌ですよね?
猫が遊びたいときは、素直に遊びましょう。
ブラッシングをしないとどうなる?
抜け毛が被毛に絡まることで毛玉ができます。
そのため、ブラッシングを怠ると毛玉だらけになります。
ブラッシングを怠ると以下の3つになります。
フェルト状の毛玉になる
フェルト状の毛玉とは「小さい毛玉に抜け毛が絡まり、フェルト生地みたいな毛玉」のことです。
ブラッシングでフェルト状の毛玉をほぐすことはできません。
そのため、毛玉によって被毛での体温調節ができなくなり、健康維持できなくなります。
毛玉が皮膚を引っ張り動きが制限される
毛玉によって、皮膚が引っ張られることがあります。
猫は人間に比べて皮膚が薄いため、引っ張られることで痛みが発生し動きが阻害されることがあります。
動きが制限されるため、高いところから落ちたりする場合があります。
毛球症になる
猫は毛づくろいをする習性(グルーミング)があります。
ブラッシングをしないと、体についている抜け毛を飲み込んでしまいます。
そのため、内臓に毛が詰まる毛球症という病気になる可能性が高いです。
ブラッシングに慣れさせるためには
ブラッシングに慣れさせる方法は「子猫のときからブラッシングをする」「手櫛から始める」の2点です。
一緒にみていきましょう。
子猫のときからブラッシングする
子猫時代の社会化期を狙って学習させることでブラッシングを慣れさせる方法です。
社会化期とは、「生後3週間から2ヵ月くらいの間」のことで、この期間に猫社会のルールなどを学んでいきます。
しかしペットショップやブリーダーさんから、ラグドールを飼い始めるときには社会化期は終わっています。
なので、新しい環境に適応した段階で、少しずつブラッシングをして慣れさせることが大事です。
手櫛から始める
まずは、飼い主の手櫛から始めましょう。
いきなりブラシから始めるとびっくりする猫もいるからです。
手櫛→ラバーブラシ→コームなど、少しずつブラシに慣れさせるとスムーズにブラッシングできる可能性があります。
手櫛から始めて、ブラッシングに慣れるようにしましょう。
ブラッシングを嫌がる3つの対処法
ブラッシングがどうしても嫌いな猫がいます。
そのときの対処法として以下の3つがあります。
1つずつ解説していきます。
おやつを与えながらブラッシングをする
おやつに夢中になっているときは、ブラッシングを気にしないことが多いです。
ですが、1人でおやつを与えながらブラッシングするのは難しいです。
わたしは、食器におやつをのせて食べている間に、ブラッシングを済ませています。
猫が夢中になっているときは、ブラッシングさせてくれない箇所をするのがいいでしょう。
視界をふさぐことで大人しくなる場合はマスクを使う
猫は、視界をふさぐと大人しくなる習性があります。
あくまで習性なので、大人しくならずに暴れる猫もいます。
大人しくなる猫には、マスクを使って視界をふさぎ、ブラッシングをしましょう。
下記のマスクで視界を塞ぐことをオススメします。
\ラグドールはMかLサイズをオススメします/
プロの方にトリミングしてもらう
上記2つの方法をためしても、ブラッシングできない場合があります。
そのときは、プロのトリマーさんにお願いしましょう。
わたしも、トリマーさんにお願いしています。
シャンプーなどケア全般をしてくれます。
どうしてもブラッシングできない場合は、プロの方にトリミングしてもらいましょう。
ブラシの種類と使用目的について
ブラシにもいろいろな種類があり、使用目的もさまざまです。
目的にあったブラシを使うことで、手早くブラッシングを終わらせることができます。
ここでは下記の6つのブラシについて
特徴と使用目的について解説します。
ラバーブラシ
ラバー(ゴム)製でできているブラシです。
主に短毛種のブラッシングやブラッシングに慣れさせる・マッサージ目的に使われます。
ピンブラシ
ピン同士の間隔が広いブラシで、先端部分に丸い玉がついているのが特徴です。
主に長毛猫の毛をほぐすのに使われます。
スリッカーブラシ
剣山のようにピンが隙間なくついているブラシです。
毛玉をほぐすのに使われ、ラグドールなど長毛種には必須のブラシになります。
しかし、先端が尖っているため苦手な猫もいます。
獣毛ブラシ
豚など動物の毛が使われているブラシで、主に被毛のツヤを出すために使われます。
静電気がほとんど発生しないため、ブラッシングの最後に使うことで静電気を抑える効果があります。
コーム
毛玉をほぐしたり、毛並みを整えるのに使います。長毛種のブラッシングには必須のブラシです。
毛玉をカットするときに、皮膚と毛玉の間に差し込むことで皮膚を傷つけるのを防ぐことができます。
ファーミネーター
ラグドールは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)を両方もつダブルコートと呼ばれる被毛の特徴があります。
そのダブルコートのうち、アンダーコート(下毛)の抜け毛を除去するためのブラシです。
週に1回の使用で十分で、抜け毛がよく取れます。
ラグドールに必要なブラシは?
ラグドールに必要なブラシは「コーム」と「スリッカーブラシ」になります。
- コームで被毛をとかす
- 毛玉がないかチェックする
- 毛玉はスリッカーブラシでほぐす
- ①に戻る
上記の手順でやれば、毛玉ができることなく、ブラッシングが簡単に終わります。
コームとスリッカーブラシを準備するといいでしょう。
ブラッシング後の掃除を楽にするアイテム
愛猫のブラッシング後は体に抜け毛がついていたり、床に落ちていたりします。
抜け毛の掃除を楽にしたいのは飼い主の悩みです。
そこで抜け毛の掃除を楽にするアイテムを紹介します。
以下の3つをオススメします。
毛取り器
主にソファーやキャットタワーなどで使う毛取り器になります。
ブラシの形をしているので、扱いやすい毛取り器になります。
ニトリル手袋
毛取り器では取り切れない場所で、なでるように使います。
素材がニトリルなのがポイントで、ポリエステル手袋では毛がとれません。
ただ、摩擦によって手が熱くなるので、やりすぎには注意しましょう。
抜け毛取りワイパー
服などにつかうのが、抜け毛取りワイパーになります。
服の素材を痛めることなく、毛をとることができます。
まとめ:毎日のブラッシングで愛猫の健康管理をしっかりしよう
この記事では、ラグドールのブラッシングについてお話させていただきました。
まとめると以下の4点です。
- 毎日ブラッシングすることで健康維持ができる
- ブラッシングは子猫時代からやることで慣れさせよう
- ブラッシングがどうしても無理ならプロの方にお願いする
- 必要なブラシは「コーム」「スリッカーブラシ」
ラグドールを毎日ブラッシングすることは、健康維持だけではなくスキンシップの1つです。
愛猫と幸せに暮らすために、大変ですが毎日ブラッシングしましょう。
しかし、ブラッシングが出来なくてカチカチの毛玉になることがあります。
その場合は下記の記事で詳しい解決方法を解説しています。
猫の体にフェルト状の毛玉ができる原因と毛玉を取る3つの方法について解説
興味のある方は読んでくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
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