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ラグドールの性格や特徴、飼い方を解説!家族に迎えるか迷っている方へ

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ラグドールの性格や特徴について

初めて猫を飼う人でも、飼いやすい猫種で有名なラグドール。

  • 本当に飼いやすいの?
  • どんな性格なの?特徴は?
  • 飼い方を知りたい

こういった疑問などを感じて家族に迎えるのを迷っていませんか?

この記事を読んだらわかること

この記事を書いている私はラグドールを飼っています。

猫のことをくわしく知りたいと思い

愛猫健康講座
キャットスペシャリスト講座

を修了した私が解説します。

ラグドールを家族に迎えるのを迷っている方は最後まで読めば迷いがなくなり、家族に迎える判断がつきます。

目次

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ラグドールの性格

飼い主に従順で、おだやかで物怖じしない、落ち着いている性格です。

ラグドール(ぬいぐるみ)という名前がつくほど抱っこされるのが大好きな面もあります。

子猫と成猫では性格が違う

ラグドールの子猫から成猫への性格の変化

子猫のときは、いろいろなものに興味があるため活発で動きがはやくなります。

成猫になればナワバリができるため、少しずつ落ち着いてきます。

オス・メスでも性格が違う

オス♂

・外交的
・やんちゃ
・甘えん坊

メス♀

・内気
・落ち着いている
・クール

個体による性格差があるため、参考程度に考えましょう。

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ラグドールの特徴

体型はロングアンドサブスタンシャル(長くがっちりとした)といわれる筋肉質で大型になります。

他の猫と比べ成長に3~5年ほどかかるのが特徴です。

被毛は上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の両方(ダブルコート)をもつ猫であり、非常にモコモコしています。

目の色はブルー(青色)のみになります。

オスで5~8kg
メスで4~6kg

まで成長します。

毛の色

シール(ブラック)

レッド

チョコレート

ブルー(灰色)

ライラック

クリーム

おもに6種類の色があります。

よくペットショップで見かける色はブルー(灰色)になります。 

模様

ポイント
ラグドールの模様 ポイント

顔や耳・四肢の先端・しっぽの色だけが濃い状態です。

バイカラー
ラグドールの模様 バイカラー

からだの約1/2から1/3の部分が白色であり、2色の毛色をもつ状態をいいます。

ミデット
ラグドールの模様 ミデット

ポイントとほぼ同じですが、四肢の先端とアゴ下が白色で、靴下を履いているような柄になります。

毛の色と模様をあわせて呼んでいます。

例:ブルーポイントバイカラーやライラックポイントなど

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ラグドールは初めて猫を飼う人や多頭飼いをする人におすすめ

性格理由
従順しつけがしやすい
おだやかあまり鳴くことがないため騒音問題になりにくい
物怖じしない新しい環境でも順応しやすい
落ち着いている威嚇もせず他の猫とのケンカも少ない

これらの性格なため、初めて猫を飼う人や多頭飼いをする人におすすめです。

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ラグドールを飼うときのデメリット

毛が抜けやすい

長毛種のあるあるですがとても毛が抜けやすいです。

春と秋の換毛期には特に毛が抜けやすく部屋の掃除をしてもすぐ毛だらけになります。

また服にも毛がつきやすく、掃除が大変です。

おとなしいため運動をせず太りやすい

おとなしい性格のため寝ていることも多く、あまり上下運動をしません。

そのため運動不足になり太りやすいです。

毎日おもちゃなどを使って遊んであげることが必要です。

ラグドールは飼いやすい猫ですがデメリットもありますので、責任を持って飼うようにしましょう

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かかりやすい病気

肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)

心臓の筋肉が厚くなり、血液をおくる働きが弱くなる病気。

血流が悪くなるので、後ろ足が麻痺になることもあります。

主な症状として

疲れやすい・運動を嫌う・せき・呼吸がはやい。

毛球症(もうきゅうしょう)

毛づくろいのときに飲みこんでしまった毛を排出できないまま胃のなかで、絡まり大きいかたまりになってしまう病気。

胃腸の働きを阻害され嘔吐や下痢につながります。

主な症状

嘔吐・下痢・食欲不振・便秘など。

慢性腎不全(まんせいじんふぜん)

加齢やほかの病気の影響により腎臓の働きが正常ではなくなる病気。

初期は無症状であるため、気づいたときには末期になっていることもあります。

主な症状

多飲多尿・食欲不振・貧血・嘔吐・体重減少など。

多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)

腎臓に嚢胞(のうほう)とよばれる水のたまった袋状のものが形成され、腎機能を低下させる病気です。

遺伝性の病気でありますが、混血種でも発症する可能性があります。

主な症状

多飲多尿・食欲不振・貧血・嘔吐・体重減少など。

病気を早期発見するためには

日々の様子を観察することやボディチェックすることが大切です。

  • 日頃の様子と違う動きをしていないか
  • 顔やお腹などボディチェックをして異常がないか
  • 1年に1回の健康診断を行う

上記のことをするだけで早期発見ができます。

病気の重篤化を防ぎ、病院代の費用も抑え、スキンシップもできる。

メリットしかありませんのでやっていきましょう。

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平均寿命

完全室内飼育で14~16歳といわれ猫全体の平均寿命と同じくらいです。

ラグドールはおっとりした性格なため、屋外での生活はできません。

長生きするためには日頃のお世話が重要です。

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ラグドールを家族に迎える方法

ペットショップ・ブリーダーさんから購入する2つの方法があります。

  • 猫を初めて飼う方はペットショップがおすすめです
  • 猫を飼ったことがあり、ラグドールを飼いたい方はブリーダーさんがおすすめです

それぞれのおすすめする理由とメリット・デメリットを紹介します。

ペットショップ

ペットショップはその場で猫の住環境に必要なものが買えるのが利点です。

猫を初めて飼う方は「準備するものが全部揃えられているか」などで不安になるかもしれません。

しかしラグドールの特徴を知っている店員さんに相談をすれば、不安は解消されます。

実際私もラグドールはペットショップで迎えました。

その時に「準備するものが不安です」と相談したところ、チェックシートを使用して一緒に準備することができ、安心しました。

そういった経験から私は、猫を初めて飼う方はペットショップをおすすめします。

メリット
  • 自分の好きな時間に行ける
  • その場で猫の住環境に必要なものが買える
  • いろいろな猫種が見られる
  • 猫種ごとの特徴を教えてくれる
デメリット
  • 両親猫がいないため、将来の体長がイメージできない
  • ブリーダーに比べ値段が高い
  • 特定の猫種がいない可能性がある
  • 社会化ができていない可能性がある

子猫の社会化とは

生後2週目から7週目までが猫の社会化期といわれます。自分の周りの世界を認識し、ほかの猫や人とのつきあい方を学んでいきます。
最も大切なのは、この時期に人との適切な触れ合いを経験することです。人になつく基礎がここで作られるのです。人懐っこい猫は譲渡の可能性がとても高くなります。この時期にできるだけ多く人と触れ合う時間を作りたくさん遊んであげましょう。

出典:猫の適正譲渡ガイドブック(環境省)

ブリーダー

猫のブリーダーというのは、特定の猫種を交配・繁殖・飼育・販売をしているプロのことです。

特定の猫種を専門としているため、知識も多く、飼育していく上での注意点など詳しく聞けます。

猫を飼ったことがある方は、猫の住環境がすでに揃っているもしくは、準備するものがわかっています。

また両親猫がいるため社会化ができている、迎えたい子猫の将来的な大きさがわかるメリットがあります。

そのため猫を飼ったことがあり、ラグドールを飼いたい方はブリーダーさんがおすすめです。

メリット
  • 両親猫がいるため、将来の体の大きさがわかる
  • 特定の猫種の知識があるため、いろいろな相談ができる
  • ペットショップより値段が安い
  • 特定の猫種の中で選択肢がある
  • 社会化ができている
デメリット
  • 猫の住環境に必要なものが買えない
  • 事前予約が必要
  • 近場にブリーダーがいない可能性がある

ペットショップでラグドールを迎える当日の行動について

ラグドールを家族に迎えるために、新しい生活に思い浮かべながら、いろいろな準備をしてきたと思います。

あとは迎えるだけですが、当日もいろいろ準備しなくてはいけません。

ペットショップでラグドールを迎えた私がこれは準備すればよかったことを紹介しながら、当日の行動についてステップごとに解説します。

当日の行動
ステップ
ラグドールを飼うために準備したものをチェックシートにする

店員さんにチェックシートを見せ、準備したものがそろっているか確認してもらうためです。

私が迎えたときは必要なものがそろっているか不安でした。

しかし準備したものを「記憶しているから大丈夫」と思っていましたが、店員さんに説明するときにすぐに思い出せず失敗しました。

店員さんがチェックシートを用意してくださり、必要なものを準備することができ、感謝しています。

メモ帳アプリや紙でチェックシートを作ることをおすすめします。

ステップ
迎える当日は午前中に迎える

夜までに新しい環境に慣れてもらうためです。

ペットショップに行ってすぐ引き渡しにはなりません。

飼い方の説明やお支払いなど、私のときは2時間ほどかかりました。

そのため午後に行くと帰宅は夕方になり、夜までに新しい環境に慣れません。

午前中にペットショップに行くようにしましょう。

ステップ
迎える猫の匂いがついたタオル・猫砂をもらう

自分の匂いがついたタオルがあると安心するためです。

また猫砂はトイレの場所にまいておけば、場所を認識するためです。

私はキャリーバッグにもらったタオルを入れ帰宅したのですが、外の景色に興味があるみたいでずっと外を見ていました。

個体差があるので、移動中は自分の匂いがついたタオルを近くに置いて、安心させることをおすすめします。

猫砂は準備しておいた家のトイレに入れたら粗相はまったくしませんでした。

自分のにおいがついたタオル、猫砂はもらうようにしましょう。

ステップ
家についたら遠くで様子を見ながら、好きに行動させる

新しい環境は猫にとってストレスになります。

そのため自ら行動させ、安心な場所だと認識させることが大事です。

ラグドールは物怖じしない性格なのか、キャリーバッグを開けたらすぐに飛び出し、部屋の中を走り回ってました。

その後にいろいろな場所のにおいをかいでました。

あまり構いすぎず、遠くで様子を見ながら好きに行動させましょう

STEP
ソワソワしはじめたら、トイレにつれていく

ソワソワしているのはなにかを探している状態です。

床のにおいをかぎながら、ぐるぐる回りはじめたときに、トイレにつれていくと排泄しました。

その後はトイレを覚えたのか、自分で行くようになりました。

ソワソワしたり、ずっと床のにおいをかいでるときに、トイレにつれていきましょう。

STEP
落ちついてきたら、ご飯をあげる

新しい環境に慣れていないとご飯をたべないです。

好きな場所をみつけて、座り始めたときにご飯をあげたら、食べてくれました。

すぐに食べてくれないときもありますが、そのときは遠くから様子を見るようにしましょう。

新しい環境に慣れて落ちついてきたら、ご飯をあげましょう

STEP
眠くなっていたらベッドに運ぶ

新しい環境で疲れているので、構わず寝かせてあげましょう。

もらったタオルをベッドにいれると安心します。

私のときは、ご飯をあげてトイレをしたらすぐに眠ってました。

眠っているときに大きな音を立てないようにするのが大事です。

眠くなっていたらベッドに運びましょう

ここまでが当日の流れになります。

ラグドールは物怖じしない性格のため、すぐに新しい環境に慣れますので、慌てないようにしましょう。

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ラグドールの値段

猫の値段に定価はないため、販売者側で決められます。

また、性別や毛色、生後◯ヵ月など、いろいろな要素で決まり、15万円以上はします。

ブリーダーのほうがペットショップより値段が安くなります。

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家族に迎えるときに準備するもの

ラグドールを迎えるときに最初に準備するものを紹介します。

爪とぎ

爪とぎはダンボールや麻縄、カーペット、木材の4種類があります。

種類メリットデメリット
ダンボール価格が安い耐久性がない
紙くずが出やすい
麻縄耐久性がある価格が少し高い
細かいくずが出る
カーペットくずが出ない部屋のカーペットと区別がつかない
木材安定性と耐久性がある木くずが出る
種類がない

まずはダンボールで試し爪とぎをしないときは、麻縄→カーペット→木材の順番で試すといいでしょう。

猫は本能的に爪をとぐ習性があり、やめさせることはできません。

爪とぎの目的
  • 古い爪の外層をはがし、武器として鋭利に保つため
  • ナワバリの主張
  • ストレスの転位行動
転移行動とは…

不安などストレスを感じたものの、そこから逃れられないという葛藤状態におかれたときに、まったく別の行動をとってしまうこと。

例:キャットタワーに登ろうとしてジャンプしたときに失敗して爪とぎ・毛づくろいをはじめてしまう。

家具や壁などで爪とぎをさせないように準備していきましょう。

トイレ・猫砂

トイレはノーマルトイレとシステムトイレの2種類があります。

種類特徴
ノーマルオシッコで固まる砂を敷くタイプ
システムトイレ2層式で上層は固まらない砂を敷き、下層にシートを敷くタイプ

猫はきれい好きな動物であるため、トイレの清潔さを確保するためにトイレの数は猫の飼育頭数+1個が理想です。

またトイレの大きさは体長の1.5倍以上の大きさが好まれ、ラグドールは体長が大きいため、トイレも大きくなります。

猫砂は今まで使っていた砂をもらい、同じ種類のものを使いましょう。

キャットフード

キャットフードはいろいろな種類があり選ぶのが大変です。

最初に見るのが「総合栄養食」の表記があるかです。

総合栄養食とは猫に必要な栄養がバランスよく配合されているので、主食になります。

次にドライタイプとウェットタイプ(缶詰)がありますが、それぞれのメリット・デメリットがあります。

種類メリットデメリット
ドライ開封後保存が効く水分量が10%以下のため、別で水分を摂る必要がある
ウェット開封後の長期保存は不可水分量が75%以上のため、食事で水分が摂取できる

また、お迎えするペットショップ・ブリーダーさんに今まで与えていたフードを教えてもらい、迎えた直後は同じフードを与えるようにしましょう。

食器

食器にはおもに3種類があります。

プラスチック・陶器・ステンレスがあり、それぞれの特徴を紹介します。

プラスチック陶器ステンレス
重さ軽い重い軽い
安定度しないするしない
においつきやすいつきにくい特有のにおいがある
耐久度細かいキズがつく割れやすいキズがつきにくく
割れにくい
価格200円1500円100円

ラグドールは大型猫ですので、安定度を重視すると陶器一択になります。

ブラッシング用品

ブラッシングは長毛猫のラグドールには毎日行うことをおすすめします。

ブラッシング用品は主に5種類ありますので用途にあわせて選んでいきましょう。

種類特徴
コーム櫛(くし)のこと。毛並みを整え毛玉をとることができます
ラバーブラシゴムやシリコン製のブラシ。血行促進校があり、最初に使用するとブラッシングが嫌いな猫も慣れるかも
ピンブラシ先端に丸がついているブラシ。毛並みを整える
スリッカーブラシ先端が狩り上になっているブラシ。毛玉をとるのに最適
アンダーコートブラシアンダーコート(下毛)をとるのに特化したブラシ。換毛期に使うもしくは週に1回使う

まずは、コームとスリッカーブラシを用意すれば大丈夫です。

子猫のときからブラッシングをおこない、慣らしていくことが大事です。

毛をカットするハサミも用意しましょう。

お手入れ用品

耳掃除

耳掃除シートと耳洗浄液(イヤークリーナー)があります。

耳掃除シート

クレンジング成分を染み込ませたシートで、皮膚を痛めることなく掃除ができます。

耳洗浄液(イヤークリーナー)

コットンなどに洗浄液をつけ、耳の掃除をします。

はじめは耳掃除シートを用意しましょう。

顔掃除

目や鼻、アゴなど全部に使える顔まわりシートがあります。

顔全体の汚れを落としてあげましょう。

爪切り

爪切りはハサミやニッパー、ギロチン、ピコックの4種類があります。

種類特徴
ハサミハサミの形状をしているため使いやすい。柔らかい爪の子猫におすすめ
ニッパー工具のニッパーと同じ形状の爪切り。ハサミタイプより力が入りやすいため爪が硬い猫におすすめ
ギロチン穴の中に爪を入れ切るタイプ。音が小さいため、大きな音が苦手な猫におすすめ
ピコックハサミタイプとギロチンタイプをあわせた形状の爪切り。巻き爪や厚い爪を切るのにおすすめ

形状が使いやすいハサミタイプが初心者の方にはおすすめです。

歯ブラシ

歯みがきシートと指サック歯ブラシ、歯ブラシの3種類があります。

歯みがきシート

指に巻き歯磨きに慣れさせるために使用します。

指サック歯ブラシ

指サックに指を入れて使用するためあまり力が入らず歯茎を痛める心配がありません。初心者におすすめです。

歯ブラシ

鉛筆のように持ちながら、力を入れずに磨きます

3種類ありますが、はじめに準備するのは歯みがきシートです。

まずは指でお口を触って、慣れさせることから始めましょう。

シャンプー

弱酸性の猫専用シャンプーを選びましょう。

猫の皮膚は人間に比べて1/5の薄さであり繊細です。

皮膚のpHは6.4の弱酸性で洗浄力の高いアルカリ性シャンプーを使う場合は酸性で中和させる必要があります。

弱酸性のシャンプーは皮膚のpHと近いため刺激が小さくおすすめです。

キャリーバッグ

猫をお迎えするときや、動物病院に連れて行くときに猫を安全に運ぶために必要です。

また災害時の避難場所での猫の居場所になります。

ラグドールは体長が大きいため、大きいものを選んであげましょう。

形状としてはリュックタイプ、ショルダータイプがおすすめです。

ベッド

猫は外敵から身を守るために、寝ていても警戒しているので眠りは浅いです。

そのため安心して眠れる場所として、ベッドが必要です

快適に過ごすために夏ならクールベッド・冬ならドーム型にするなど工夫しましょう。

おもちゃ

猫じゃらし、ぬいぐるみ、ボールなどいろいろな種類があります。

個体差があるため、これが一番というものはありません。

いろいろな種類を買って、好みのものを見つけてあげましょう。

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成猫になってから準備するもの

ラグドールを実際飼ってみて成猫になってから準備してもいいものを紹介します。

キャットタワー

子猫時代は走り回ることがおおく、ジャンプすることが少ないです。

また高いところに登れても降りられなくて、ずっと鳴いていることがあります。

仕事等でいなかった場合、落ちて思わぬ事故につながるかもしれません。

キャットタワーの値段も高く、すぐに買えるものではないため

まずは家具などを組み合わせて階段を作って登り降りの練習をしましょう。

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ラグドールの飼い方

猫は体の不調や、痛みを隠すのが上手です。

日頃から様子を観察し、異常がないかチェックするのが重要です。

また日々のお手入れをしてあげることで病気の予防や早期発見ができます。

猫の共通のお世話や長毛種ならではのお世話の方法を紹介します。

毎日のブラッシング

ブラッシングの方法
  • コーム(櫛)を使いまずは触ってもいい場所から毛並みに沿ってコーミングします。
  • その時に毛玉を見つけたら、スリッカーブラシを使って毛玉をほぐしましょう。
  • 毛玉が取れたら、またコーミングに戻りましょう。

ブラッシングをするときは以下の2つを守ることが重要です。

  • 5分くらいを目安にし、途中でもやめること。
  • 嫌がったらすぐにやめること。

ブラッシングは日々の健康管理にかかせないです。

あせらずにやっていきましょう。

歯みがき

猫は人間より歯石ができやすく歯周病になりやすいです。

子猫の頃から歯ブラシに慣らしていくといいでしょう。

歯みがきを慣れさせる方法
  • 猫の顔まわりを触る
  • 指に歯みがきシートを巻き付けて犬歯から磨く
  • 指サック歯ブラシ、歯ブラシで犬歯、奥歯の順に磨く
  • 嫌がらなければ、歯の裏側も磨く

猫の性格によってできる範囲がありますので全部できなくても大丈夫です。

毎日行うのがいいですが、最低でも3日に1回は歯みがきしましょう

歯磨きを行うと寿命が伸びる傾向にあります。

爪切り

爪切りの方法
  • 抱っこや指先を触られることに慣れさせましょう
  • 慣れてきたら指先を軽く押して爪を出します。
  • 深爪をしないように爪の透明な部分だけを切るようにしましょう
  • ピンク色の部分は血管なので切らないようにしましょう

爪が長いと布に引っかかる、人にケガをさせてしまう恐れがあります。

爪とぎ行為では爪を鋭くするだけなので長いままです。

飼い主さんが週に1回程度長い爪を切ってあげましょう。

毎日10分くらい遊ぶ

ラグドールは大人しい猫といっても狩猟本能はまったくないわけではありません。

運動をあまりしないため、肥満にならないように毎日しっかり運動させましょう。

遊び方
  • 猫じゃらしでネズミの動きを再現する
  • ぬいぐるみをキックしたり噛みつかせる
  • ボールを投げて追いかけさせる

猫は飽きやすい性格ですので、ローテーションを組むなど工夫して遊ばせましょう

休憩を行いながらやると、効果的です。

ストレスサインを見逃さない

ストレスサインとは猫はストレスを感じていると特定の行動をします。

猫もストレスが原因でいろいろな病気が発症しますので以下のストレスサインを見逃さないようにしましょう。

ストレスサイン
  • 脱毛するほどの過剰グルーミング
  • 下痢や便秘・頻尿などの排泄障害
  • 普段は鳴かないのに、長時間鳴いたりする
  • 布を食べる

ストレスサインを見つけたらまずは原因を突き止めることです。

突き止める方法として以下の2つをしてみましょう。

  • ストレスサインの前後で環境が変わっていないか
  • ストレスさんを動画で撮影して病院で診察を受ける

ストレスサインの原因が環境の変化だと決めつけず、病気の可能性もありますので、動画を撮影して病院で診察を受けましょう。

部屋の温度管理

一般的に、犬猫の飼養を行う場合は、エアコン等の室温を通年で20~23℃前後に設定することが基本となるが、暑さに弱い個体(ダブルコート、短頭種の犬、肥満等)の場合、特に熱中症に注意し、夏場はより涼しく保つ必要がある。~(中略)~

湿度は50%前後が推奨されるが、温度・湿度ともに高い環境では熱中症になりやすいため、夏場に室温が高い場合は、湿度を下げるように管理する等、季節変化や施設の状況も踏まえた管理を行い、基準違反となる動物の健康に支障が生じるおそれを生じさせないことが必要となる。

出典:動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項(環境省)

ラグドールは被毛がダブルコートなので暑さに弱く、寒さに強い品種です。

エアコン等で室内温度を20~23℃に設定し、湿度を50%前後が推奨されています。

夏はクールマット、冬は電気カーペットなど季節によって別の対策も行うと、猫も快適に過ごせます。

顔全体の掃除

耳の掃除

最初は耳掃除シートを使って耳掃除に慣れさせることから始めましょう。

綿棒を使う方法もありますが、皮膚を傷つけたり、汚れが奥に入ってしまう可能性があります。

週に1回程度行うようにして、汚れていないかチェックしましょう。

黒い砂粒のような汚れがついていたら、耳ダニがいる可能性があります

目や鼻・アゴの掃除

顔掃除シートを使って目ヤニをきれいにします。

目ヤニは健康なときでも出ますが、不調のときは多く出ます。

また黄色の粘り気のある目ヤニは病気の可能性があります

目ヤニは気づいたときに取ってあげると、涙やけの予防にもなります。

鼻の穴周りに汚れがついていたら掃除しましょう。

アゴに黒い斑点があるとニキビの可能性がありますので、優しく拭き取り様子を見て

治らないときは病院に連れていきましょう。

シャンプー

ラグドールは長毛猫のため汚れが溜まりやすく、定期的にシャンプーすることが必要になります。

しかし猫は水に濡れるのを嫌うので、短時間で終わらせることが重要です。

シャンプーのコツをしっかり覚えていきましょう。

シャンプーをする前
  • 体調が悪くないか確認する。
  • 爪が伸びていないか、伸びてきたらカットする。
  • ブラッシングする。
  • シャンプーとリンス・タオル・ドライヤーの準備をする。
  • シャワーの設定温度を36~38度に設定し出しておく

とくに爪が長いと思わぬケガをしますので、カットしてあげましょう。

シャンプー時
  • シャワーヘッドにタオルを巻くか、猫の体に密着させ音を小さくし、水圧も弱くする。
  • 背中からおしりにかけて濡らし、お腹としっぽも濡らしていきます
  • シャンプーを手に取り泡立たせます
  • 背中からマッサージをするように洗い、お腹も同じように洗います。
  • 前足や後ろ足、おしり、しっぽの順に洗います。
  • 十分にすすぎ、リンスを全体的につけすぐに洗い流します。
  • 毛束をにぎり、しっかり水を絞ります。
  • 体を冷やさないように、すぐにタオルを体全体に巻き、そのタオルで顔まわりを優しく拭きます。
  • ドライヤーの温風を毛の根元にあて乾かします。

シャンプーは被毛を清潔にし、毛玉ができにくくなるメリットがあります。

猫はシャンプーに慣れていないので、うまくできないのは当たり前です。

あせらずやっていきましょう。

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まとめ:最後まで飼う責任を持ちましょう

この記事では

について解説しました。

ラグドールは初めて猫を飼う人でも飼いやすく、多頭飼いにも向いています。

しかし生き物を飼うということは、最後まで飼うという責任をもたないといけません

それでも家族に迎えるのを迷っているのであれば、無理して迎えなくていいと思います。

もしラグドールを飼う決断をしましたら、

初めてラグドールを飼う前に準備しておけばよかった6つのことをご覧ください。

ラグドールを飼う前に、慌てないようになります。

この記事が参考になれば幸いです。

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