メインクーンはイエネコの中で、体が大きい猫種です。
そんなメインクーンについて
・メインクーンが大きい理由が知りたい
・子猫を迎えるときに、事前に成猫になったときの大きさがわかる方法を知りたい
こういった悩みを持っていませんか?
私もメインクーンを家族に迎える前に、成長したときの大きさについて悩みました。
実はペットショップやブリーダーで、子猫を家族に迎えるときに、成猫になった将来の大きさが分かる方法があります。
について解説していきます。
最後まで読むことで、メインクーンが大きい理由や、大きさについて理解でき、家族に迎えたときの生活がイメージできるようになります。
この記事を書いている私はメインクーンの♀と生活しています。
猫のことをくわしく知りたいと思い
を修了した私が解説します。
メインクーンが大きいのは寒冷地域で生活していたから
メインクーンの出身は、アメリカ北東部に位置するメイン州です。
メイン州の緯度は北緯42~47°の地域であり、日本で北緯42°の地域は北海道であり、寒冷地域になります。
動物の大きさについては、ベルクマンの法則があります。
- ベルグマンの法則とは
-
恒温動物においては、同じ種であっても寒冷地域に生息するものほど体重が大きく、同種または近縁種間では大型の種ほど寒冷地域に生息する
つまり寒い地域に生息する恒温動物は、体が大きいということです。
恒温動物は体温を常に一定に保つために、運動や代謝によって体内で熱を生産、体の表面から放熱をすることで冷却をしています。
体が大きいと体積が増えるので、体の表面積の比率は小さくなり、熱の放出量が減ります。
そのため体温を維持しやすくなり、寒冷地域で生活できるということです。
逆に温暖地域の生物は体が小さいため、表面積の比率が大きくなります。
そのため熱の放出量が多くなり、冷却することにより温暖地域で生活できます。
こういった理由から、メインクーンは寒冷地域で生活していたので、体が大きくなったのでしょう。
メインクーンはイエネコの中でも1番大きい猫種
メインクーンは「穏やかな巨人(ジェントルジャイアント)」と呼ばれるほど大きい猫種です。
体型の分類は、がっしりとしたボディが特徴のロング&サブスタンシャルになります。
世界一大きい猫として、ギネス登録されている猫種です。
成長する期間が3~5年かかるといわれています。
体長は40~80cmくらいまで成長し、全長は1mを超えることもあります。
性別でいえば、オスのほうが大きくなります。
ですが、性別や個体差があるため、絶対に全長が1mを超えるわけではありません。
私が飼っているメスのメインクーンは、3歳で体長は45cmになり、全長は80cmです。
性別や個体差で大きさが違うなら、メインクーンの子猫を迎えるときに、将来の大きさがわからないと思います。
子猫が成長したときの大きさがわかる方法を、次で紹介します。
子猫が成長したときの大きさが事前にわかる方法
メインクーンの子猫を迎える方法は、主にペットショップかブリーダーになります。
ケース別に紹介していきます。
ペットショップの場合
子猫と同性の親の体重を見ることです。
なぜなら猫の大きさは遺伝でほぼ決まるため、両親より大きくなる可能性がほとんどないからです。
しかし体重は生活によって増減するので、あくまで目安になります。
両親の体長を店員さんに聞いて、答えられる場合はそちらも参考にしましょう。
ブリーダーの場合
両親の体長や全長を教えてもらうことです。
ブリーダーのところには、両親が生活しているため、大人になった体の大きさを見ることや、体長や全長を教えてもらうこともできます。
ペットショップのときにも説明しましたが、猫の大きさは遺伝でほぼ決まります。
同性の親を見ることで、子猫が成長したときの生活の場面が、イメージがしやすいでしょう。
また両親の大きさや体重を知ることで、子猫が成長したときの大きさがわかります。
まとめ:メインクーンが大きいのは出身地と遺伝が理由
今回はメインクーンが大きい理由や平均的な大きさ、成長したときの大きさがわかる方法を紹介しました。
- 寒冷地域で生活していたので体が大きい
- 体長で50~80cm、全長で1mを超える
- 子猫が成長した大きさは、両親の体長や全長でわかる
体の大きさは遺伝でほぼ決まるため、メインクーンの子猫を飼い始めるときは、将来の大きさを知っておくと、生活のイメージがしやすくなります。
この記事が参考になれば幸いです。
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