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ラグドールの飼い方を5年以上暮らしている飼い主が解説!月の飼育費用も公開

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ラグドールの飼い方
  • ラグドールと暮らそうと思っているけど、飼い方や注意点が知りたい。
  • ラグドールと暮らし始めたが、しつけの方法が知りたい。
  • ラグドールを飼うときの飼育費用や購入価格が知りたい。

こんな疑問にお答えします。

ラグドールを飼いたいと思っている方や暮らし始めて間もない方は、飼い方を知りたい・合っているか不安になりますよね。

実際、わたしもラグドールと暮らし始めたときは、飼い方をインターネットで検索したり、本で勉強しました。

ですが、ラグドール専門の飼い方を書いてある情報は少ないです。

この記事では、ラグドールと暮らし始めて5年のわたしが、健康に暮らしている飼い方を解説します。

また、愛猫と幸せに暮らすために以下の2つを修了しました。

  • 愛猫健康講座
  • キャットスペシャリスト講座
本記事の内容
  • ラグドールの性格と特徴
  • ラグドールの飼い方6つのポイント
  • 飼い方の注意点4つ
  • しつけする3つの方法
  • ラグドールを飼うのに向いている人・向いてない人
  • ラグドールの飼育費用と購入値段

ラグドールの飼い方を知りたい方や飼い方に不安な方は、最後まで読んでくださいね。

目次

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ラグドールの性格と特徴

ラグドールの性格と特徴

ラグドールの飼い方を知る前に、性格と特徴についても学んでおきましょう。

なぜなら、ラグドールに合わせた飼い方ができないからです。

ラグドールの性格と特徴は以下の4つになります。

  1. おとなしい性格が多く、抱っこをされても嫌がらない珍しい猫種です
  2. 体型は「ロング&サブスタンシャル」で、猫種の中では大きいです
  3. 生後1年は急激に成育し、その後3年かけてゆっくり成長していきます
  4. 被毛は上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)をもつダブルコートで長毛種です

簡単にまとめると、おとなしい性格で体は大きく被毛が長い猫と、覚えてもらえれば大丈夫です。

ラグドールの性格については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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ラグドールの飼い方6つのポイント

ラグドール飼い方のポイント

ラグドールはおとなしい性格で、体は大きく長毛種のため飼い方にポイントがあります。以下の6つです。

  1. 完全室内飼いを徹底する
  2. 生活する空間は広く確保する
  3. 毎日ブラッシングする
  4. 1日15~30分は運動する
  5. 栄養価が高いキャットフードを選ぶ
  6. 定期的なシャンプーをする

1つずつ解説していきます。

1.完全室内飼いを徹底する

ラグドールはおとなしい性格のため、危険が多い野外での生活はできません。

また健康に暮らすためにも、屋外には出さないようにしましょう。

交通事故や感染症にかかる可能性があるからです。

環境省が提供する情報にも屋外には出さないことを推奨しています。

猫は室内で飼おう!

出典:「猫の室内飼育」(環境省)

室内にいることで、事故や病気になる可能性を少なくできます。

家から出さずに、部屋で暮らすようにしましょう。

2.生活する空間は広く確保する

ラグドールは上下運動より、走るほうが得意です。

そのため、生活する部屋が狭いと、走り回ることができないためストレスになります。

わたしたちも走るときに狭かったら、窮屈に感じますよね。

いらないものは捨てるなど、スペースを作り走れる環境にしましょう。

3.毎日ブラッシングをする

長毛種であるラグドールは抜け毛が多いです。

抜け毛が被毛に絡まることで、毛玉ができ通気性がなくなります。それが原因で皮膚病になるかもしれません。

また、毛づくろいで抜け毛を飲み込んでしまい、胃や腸に絡む消化器の病気毛球症」になるリスクも上がります。

病気を予防するために、ブラッシングは欠かさないようにしましょう。

ラグドールのブラッシングについては、下記の記事で詳しく解説しています。

4.1日15~30分は運動する

おとなしい性格のラグドールは、自分ではほとんど運動をしません。そのため、太りやすくなります。

肥満は、猫や人でも様々な病気の原因です。

しかし、1回で15~30分運動するのは、ラグドールや飼い主どちらも大変です。

おすすめなのが、1日に2~3回に分けて時間を短くすることで楽になります。

肥満を防ぐためにも、数回に分けて1日に15~30分遊ぶようにしましょう。

とはいえ、飼い主が遊ぼうとしても反応せず、15分もできないこともあります。

ラグドールが運動しない理由と遊びを促す方法をこちらの記事で紹介しています。

一緒に遊んでくれないことに、悩んでいる方は参考にしてください。

5.栄養価が高いキャットフードを選ぶ

ラグドールは成長するまで、3年ほどかかります。特に1歳までは1日に必要な栄養やカロリーが多いです。

例えば、学校給食は栄養に気を遣っていますし、バランスの良い食事を心がけています。

ラグドールも一緒です。健康に成長できるキャットフードを選んでいきましょう。

栄養価が高くバランスがよいキャットフードは「総合栄養食」と記載されています。

総合栄養食は、1日に必要な栄養素が入っているので安心です。

1歳までのご飯の与え方やキャットフードの切り替え方法などは、以下の記事で解説しています。

食事の与え方に迷っている方はぜひ見てくださいね。

6.定期的なシャンプーをする

ラグドールは長毛種のため、毛づくろいやブラッシングだけでは、手入れが届かず汚れが残ります

わたしたちも部屋を掃除しているときに、手が届かない場所は埃がたまりやすくなりますよね。

ブラシが届かない箇所の汚れを落とすためにも、シャンプーをしてあげましょう。

どうしても自分でシャンプーができない方は、トリマーの方にお願いすることをおすすめします。

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ラグドールの飼い方での注意点4つ

ラグドール飼い方の注意点

ラグドールは長毛種で体が大きいため、注意点が4つあります。

  1. 換毛期は1日に2回ブラッシングする
  2. タフトの処理をする
  3. 子猫時代の体重は気にしない
  4. 室内の温度管理を徹底する

1つずつ見ていきましょう。

1.換毛期は1日に2回ブラッシングをする

ラグドールに限らず猫は、3月と11月に換毛します。

そのため、長毛種であるラグドールの換毛期は、抜け毛がとても多くなります。

抜け毛が多いと、毛玉になる可能性が上がるため毎日1回のブラッシングでは抜け毛を処理できません。

換毛期の3月と11月は朝と夜に分けるなど、日頃より1回多いブラッシングをしてあげましょう。

2.タフトの処理をする

タフトとは肉球の間から出ている毛のことです。

タフトの説明

タフトは伸びすぎると、肉球がフローリングに接地しないため滑りやすくなります。

転倒する事故を防ぐために、タフトが伸びたらハサミ等で切りましょう

タフトを切るときには、下記の先端が刺さらない丸いハサミがおすすめです。

3.子猫時代の体重は気にしない

猫は生後1年で成猫となり、人間の年齢換算で18歳くらいまで成長します。

そのため体が大きいラグドールは、子猫時代である1年で4kgぐらいまで成長するでしょう。

人で18年かけて成長する時間を、猫は1年で大人になるのでスピードは段違いです。

また、初めてラグドールを飼う方で「生後〇ヶ月で体重〇㎏でも大丈夫でしょうか?」など心配する質問が多くあります。

逆に、体重が増えないほうが病気の可能性があります。

体重よりも日々の生活で、具合が悪くないことを観察することが大事です。

それでも体重が気になる方は、獣医師の方に相談してみましょう。

4.室内の温度管理を徹底する

ラグドールは長毛種のため、寒さに強く、暑さに弱いです。そのため夏と冬は、温度管理が大事になります。

猫ちゃんは20~28℃が暮らしやすい室温とされています。

快適な室温管理 -必要に応じて寒冷及び暑さから回避できる場所を用意
 推奨温度 20~28℃ 推奨湿度 50~60%

出典:「動物の適正な飼養管理方法について」(環境省)

夏と冬の外出時は、エアコンを使用するなど工夫をして、ラグドールにとって快適な室温にしましょう。

わたしがしているエアコンの設定温度は、夏は28℃に冬は23℃にしています。

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ラグドールをしつけする3つの方法

ラグドールしつけの方法

ラグドールを飼い始めると、性格によって飼い主を困らせることがあります。

しつけをする方法が3つありますので、飼い主さんに合ったやり方で実践しましょう。

  1. いたずらしたものは隠す
  2. 短い言葉ですぐ叱る
  3. 手をたたいて大きな音を出す

1つずつ解説していきます。

1.いたずらしたものは隠す

いたずらしたものは、興味があるので遊ぶことが多いです。

そのため、遊びに夢中になり、周りにあるものを壊してしまうからです。

わたしたちも、作業に集中して周りのものにぶつかり、落としたことはありますよね。

また、誤飲をしてしまう可能性があるため、隠せるものは棚などにしまっておきましょう。

いたずらしたのは、飼い主と遊びたいかもしれません。

お気に入りのおもちゃで、遊んであげるといいでしょう。

2.短い言葉ですぐ叱る

なぜなら「こら」や「やめて」など短い言葉でないと、猫ちゃんは理解できません。

また、すぐに叱るのも時間がたつと忘れてしまうからです。

逆に、やってはいけないのが説教です。

理解できないことを、延々言われても困りますよね。

ラグドールにやめてほしいときは、理解できる叱り方をしましょう。

3.手をたたいて大きな音を出す

猫ちゃんは聴覚が発達しており、大きな音に敏感です。

「この行動をしたら、大きな音がする」と嫌なことだと記憶させましょう。

ただし、1回では記憶しないので、繰り返し大きな音を出すことが大切です。

実際に、猫ちゃんがトイレをしているときに、雷の大きな音が鳴ったらトイレをするのを嫌がった事例もあります。

隠せないものにいたずらをするときは、大きな音で行動を阻害しましょう。

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ラグドールを飼うのに向いている人

ラグドール向いている人

ラグドールから甘えられるのが大好きな人です。

なぜなら、ラグドールは英語で「ぬいぐるみ」の意味であり、抱っこされるのが好きで甘えてくるからです。

わたしと暮らしているラグドールは、抱っこを嫌がらず、膝の上に乗りたがります。

甘えられても嫌がらず、逆に嬉しい方に向いているでしょう。

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ラグドールを飼うのに向いていない人

ラグドール向かない人

毎日のブラッシングができない人には向かないでしょう。

ラグドールの飼い方のポイントでもお話ししましたが、長毛種のため抜け毛が多いです。

ラグドールをかわいいだけの理由では飼うことはできません。

ラグドールを飼う前に「毎日のブラッシングを嫌がらずにできるか」自分に問いかけてみましょう。

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ラグドールの飼育費用は月8000円~

ラグドール飼育費用

わたしと暮らしているラグドールの1ヶ月の費用を紹介します。

費用
ご飯代3500円
トイレ代2500円
光熱費1000円~
爪とぎ・掃除用品1000円~

ご飯とトイレ代は商品によって値段が違いますので、例として参考にしてください。

さらに、光熱費や爪とぎなどは使用頻度によって変わります。

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ラグドールの値段は10~50万円

ラグドールの値段

ラグドールを迎えるときの値段に幅があるのは、以下の3つ理由があります。

  1. ペットショップやブリーダーによって変わる
  2. 月齢によって値段が変わる
  3. 親のラグドールがキャットショーで受賞すると高くなる

そういった理由から、ラグドールをお迎えするときは、10~50万円になるでしょう。

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まとめ:ラグドールを迎える前に飼い方の知識を入れよう

この記事では、ラグドールの飼い方について解説しました。まとめると以下のとおりです。

  1. ラグドールに適した生活環境作りをする
  2. ブラッシングやタフトの処理などケアを忘れないようにする
  3. しつけはラグドールがいたずらしたものを隠すことから始める

ラグドールは長毛種で大型猫なので、特に被毛のケアが大事です。

性格や特徴に合わせて生活環境を整えてあげることで、健康に暮らせます。

記事で紹介した内容を1つだけでもいいので実践して、愛猫のラグドールと幸せに生きていきましょう。

また、ラグドールだけではありませんが、猫の習性についても知ることも大事です。

人にとって意味が分からない行動をする理由がわかるため、愛猫の気持ちがわかるようになります。

習性についてはこちらの本がおすすめです。

猫の不思議な行動についてわかりやすく解説しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参考になれば幸いです。

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