・一人暮らしで猫を留守番させるときにエアコンは必要なの?
・エアコンの設定温度は何℃がいいの?
・エアコンをつけたままにするときは、どんなとき?
こんな疑問にお答えします。
私も愛猫を留守番させるときに「エアコンは使ったほうがいいのかな?」と悩みました。
- 一人暮らしで猫と生活している方はエアコンが必要な理由
- エアコンの設定温度の決め方
- エアコンをつけたままにするのは気温を参考にする
- 2023年夏の私がエアコンを使用した電気代
この記事を読むことで、愛猫が快適にすごせるエアコンの設定温度がわかり、愛猫と幸せに暮らすことができますよ。
あくぼた
- 一人暮らしで猫との生活を1年以上経験
- 愛猫健康講座・キャットスペシャリスト講座を修了
- ラグドール♀・メインクーン♀と幸せに暮らしています
一人暮らしで猫と生活している方はエアコンが必要な理由
エアコンが必要なのは、外出している自分のかわりに猫が快適に過ごせる室温にしてくれるからです。
一人暮らしの方は、仕事や買い出しなどで外出している時間が長くなります。
外出している時間が長いと、猫が留守番している時間も長いです。
季節によっては猫が留守番中でも、快適にすごせる室温に設定する必要があります
夏は室温が高く、冬は室温が低くなります。
夏は窓をあけることで室温を下げることはできますが、外出中は防犯上あけることはできません。
また脱走する恐れもあります。
冬は電気ストーブなどで室温を暖めることはできますが、火がついているため外出中に使うことは、火事の心配があるので難しいです。
外出しているときでも、安全に猫が快適にすごせる室温にする必要があります。
そのため、一人暮らしで猫と生活している方は、エアコンが必要になります。
エアコンを使えば、ボタンひとつで快適な室温にしてくれますよ
エアコンの設定温度は夏28℃で冬20℃
まずは、猫が快適にすごせる室温を見ていきましょう。
一般的に、犬猫の飼養を行う場合は、エアコン等の室温を通年で20〜23℃前後に設定することが基本となるが、暑さに弱い個体(ダブルコート、短頭種の犬、肥満等)の場合、特に熱中症に注意し、夏場はより涼しく保つ必要がある。逆に、寒さに弱い個体(シングルコート、幼齢、高齢等)の場合は、低体温を防ぐため、室温を高めに設定する等の個体の状態に合わせた管理が必要である。また、湿度は50%前後が推奨されるが、温度・湿度ともに高い環境では熱中症になりやすいため、夏場に室温が高い場合は湿度を下げるように管理する等、季節変化や施設の状況も踏まえた管理を行い、基準違反となる動物の健康に支障が生じるおそれを生じさせないことが必要となる。
出典:動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項(環境省)
まとめると、以下のようになります。
- 室温は20~23℃で湿度は50%に設定するのが基本
- 品種や年齢など個体に合わせた管理が必要
- 季節変化や施設の状況も踏まえた管理も必要
要するに、猫と住環境に合わせた室温にしましょうということです。
ではなぜ、私がエアコンの設定温度を夏に28℃・冬に20℃に設定したのは、1日中愛猫の様子を見ながら、部屋で一緒にすごして元気でいたからです。
猫は暑かったり、寒かったりすると以下の行動をします。
暑いときの状態 | 寒いときの状態 |
---|---|
開口呼吸(猫は通常口を開けて呼吸しないため、そのような状態が見られたら危険) | 体を丸めたり、震わせたりする |
呼吸が浅く早くなる、パンティング、よだれ、けいれん | 怒ったり驚いたりしているわけでもないのに毛を立てて体をふくらませる |
愛猫が上記の行動をしなければ、問題ないでしょう。
ちなみに、私と生活しているラグドールとメインクーンは長毛種のため、暑さに弱く・寒さに強い猫です。
エアコンの設定温度を夏は28℃・冬は20℃で元気にすごしています。
仕事が休みの日など、1日中家ですごして、愛猫に適した室温を探してみてはいかがでしょうか?
ラグドールについてはこちらの記事を、メインクーンについてはこちらの記事で、詳しく紹介しています。興味のある方はどうぞ
エアコンをつけたままにするのは気温を参考に
私が愛猫を留守番させるときに、エアコンをつけたままにするのは以下の2つです。
- 夏は昼の気温が28℃を超えるとき
- 冬は昼の気温が10℃を下回るとき
1つずつ解説します。
夏は昼の気温が28℃を超えるとき
先述した28℃のエアコンの設定温度より、気温が高いからです。
熱は高い方から低い方へ、移動する性質があります。
そのため気温が28℃を超えると、窓などの開口部より熱が移動するため、室温も28℃を超えます。
また、日差しも室温が上がる原因になります。
エアコンを使えば設定温度を維持してくれるため、室温が気温といっしょに上がることがなくなるでしょう。
あと、昼の気温にしたのは1日の中で、1番気温が高くなるからです。
昼の気温が28℃を超えるときに、エアコンを使えば夕方など、他の時間帯でも快適にすごせます。
夏は快適にすごせる28℃を昼の気温が超えるときにエアコンをつけたままにしましょう。
冬は昼の気温が10℃下回るとき
気温が10℃下回ると、愛猫がすごしている室温が17℃前後になるからです。
なぜ、気温が10℃下回ると室温が17℃になるのかは、温度計を使って調べました。
温度計を使って調べたのは、気温が低いときに室温は何℃なのか知りたかったためです。
仕事が休みの日などを利用して、調べてみることをオススメします。
お住まいの断熱性能や地域性などの要因で、同じ気温でも室温は変わります。
調べ方は、外と室内に温度計を置く方法や、スマートフォンで気温を調べて、室内は温度計を置く方法などがあります。
私はスマートフォンで気温を、温度計で室温を調べました。
気温と室温をくらべた結果、冬は昼の気温が10℃下回るときにエアコンをつけたままにします。
エアコンの電気代はいくら?2023年夏の場合
電気代を発表する前に、前提条件が2つあります。
- エアコンの使用は毎日10~22時まで
- 電力会社の契約やお住いの地域など、さまざまな要因で電気代は変わる
この2つのことから、あくまで参考値だと思ってください。
1ヶ月の電気代は、3814円でした。
エアコン使用後 | エアコン使用前 | 差額 |
---|---|---|
8,176円 | 4,363円 | 3,814円 |
まとめ:電気代は気にせず愛猫が快適にすごせるようにしよう
今回は一人暮らしで猫と生活している方はエアコンが必要であることや設定温度、エアコンをつけたままにする条件、電気代についてお話させていただきました。
まとめると、以下のとおりになります。
- 自分がいないときでも、エアコンは愛猫が快適にすごせる室温にしてくれる
- エアコンの設定温度は、愛猫の様子を見ながら設定する
- エアコンを付けたままにするのは、気温と室温を比べる
愛猫が快適にすごせることで、熱中症や寒さによる風邪を防ぎ、動物病院に行くことが減ります。
動物病院に行かなければ、時間やお金を使うことなく、愛猫と幸せに生活できますので、電気代は気にせずエアコンは使っていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
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