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ラグドールが壁や家具で爪とぎをする6つの原因とは!対策とおすすめ用品を紹介

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ラグドール 爪とぎ アイキャッチ

ラグドールが買ってきた爪とぎ器を使わず、壁や家具で爪とぎをして困っている

ラグドールが使ってくれる爪とぎ器を知りたい

こんな疑問にお答えします。

解決策を先にお伝えしますと、ラグドールの好みに合わせた爪とぎ器をお気に入りの場所の近くに設置することです。

ラグドールは大型猫のため力が強く、壁や家具で爪とぎをしてしまうと、損傷は大きいです。

そのため、賃貸物件に住んでいる方は退出時の請求が高くなり、持ち家の方は修理費用がかかります。

あくぼた

原因を知り対策を実施することで、わたしのラグドールは爪とぎ器でしか爪とぎをしなくなりました。

この記事では、ラグドールと暮らし始めて5年のわたしが、壁や家具で爪とぎをする原因と対策について解説します。

また、猫と幸せに暮らすために以下の2つを修了しました。

  • 愛猫健康講座
  • キャットスペシャリスト講座

壁や家具で爪とぎをやめてほしい飼い主さんは、最後まで読んでくださいね。

本記事の内容
  • ラグドールが壁や家具で爪とぎをする6つの原因と対策
  • ラグドールにおすすめの爪とぎ器3選
  • 壁や家具で爪とぎをしたときの対策用品2つ

目次

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ラグドールが壁や家具で爪とぎをする6つの原因と対策

壁や家具で爪をとぐ6つ原因

それぞれの対策も合わせて説明していきますね。

1. 爪とぎ器では好みの体勢でできない

爪とぎの体勢で多いのが、足立ちの体勢か四足状態の2つのパターンです。

爪をとぐ体勢

猫は感情で動きますので、家具や壁で好きな体勢のまま爪とぎができるのなら、嫌いな体勢でする爪とぎ器は使わないでしょう。

例えば、椅子に座ってPC作業をするのが好きな人が「椅子か床どちらかで座って作業してください」といわれたら、床に座って作業しませんよね。

ラグドールも一緒で、好みの体勢で爪とぎができない爪とぎ器は見向きもされません。

解決策:爪とぎの体勢を観察する

家具や壁で爪とぎをしている体勢を観察して、その姿勢に合った爪とぎ器を用意しましょう。

具体的には、2足立ちで爪とぎをする子なら壁の形やポール状の爪とぎ器に、四足状態が好きな子には15cmくらいの高さがある置物の爪とぎ器が無難です。

また、愛猫の体長も考慮して爪とぎ器の大きさを選ぶと、失敗しにくくなります。

ちなみに、アメリカの研究チームの実験では、オスは2足立ちで爪とぎをするのが好きな子が多いようです。

高い場所で爪とぎ行為をすることで、自分の体の大きさとなわばりを主張するためだといわれています。

2.爪とぎ器の素材が好みではない

個体によって性格が違うように、爪をとぐ素材にも好みがあります。

爪とぎは習性であり、わざわざ好みに合わない素材で爪をとぐ理由はありませんよね。

もし、好みのボールペンと好きではないボールペンが用意され「その2本どちらか使って文章を書いてください」といわれたら、好みのボールペンを使いますよね。

爪とぎ器の素材が好みに合わないことで、思わぬところで爪とぎをしてしまうでしょう。

解決策:素材はまず段ボールから

爪とぎ器の使用率を調べる実験では、段ボール素材の爪とぎ器が1番使われた結果があります。

そのため、愛猫の好みがわからない飼い主さんは、段ボールの素材から選んでみましょう。

段ボール素材の爪とぎ器を使わなければ、麻など他の素材に変更してくださいね。

ここで注意してほしいのが、1週間ほどは様子を見てほしいことです。

なぜなら、愛猫の性格によっては、爪とぎ器の存在に慣れるまで時間がかかります。

素材選びに悩んだら、まずは段ボールから試していきましょう。

3.爪とぎ器が小さく安定していない

ラグドールは体が大きい猫種のため、爪とぎをする力はとても強いです。

そのため、爪とぎ器が小さいとラグドールの力に負けてしまいグラグラ動くため、危険だと判断して使ってくれません。

具体的には、ラグドールの体より小さく、重量は500g以下の軽い爪とぎ器はやめておきましょう。

解決策:体長より大きい爪とぎ器を用意しよう

体長とは、胸から尻尾の付け根までの長さになります。

体長より大きい爪とぎ器は、作用反作用の法則によって動くことはありません。

ただし、爪とぎ器が軽すぎると動きますので、注意が必要です。

愛猫の体長を測って、1kg以上の重量がある安定した爪とぎ器を選んであげましょう。

4.近くに爪とぎ器がない

ラグドールはおとなしい性格が多いので、活発に動きません。

そのため、お気に入りの場所から動かず、爪とぎ行為も近場で済まそうと考えます。

わたしたちも、テレビのチャンネルを変えたいときに、わざわざテレビの脇にあるボタンを使わずに、リモコンで操作しますよね。

ラグドールも一緒で、遠い爪とぎ器より近場の家具や壁で爪とぎをするでしょう。

解決策:お気に入り場所の近くに設置する

移動せずに爪をとげるので、楽と感じるためです。

具体的には、今まで壁や家具で爪とぎしていた場所よりも、お気に入りの場所の近くに爪とぎ器を設置します。

お気に入りの場所

爪とぎ器を、いつもくつろいでいる場所の近くに置いてみましょう。

5.かまってほしい

ラグドールは甘えん坊な性格もあるため、飼い主さんにかまってもらいたいと思い、壁や家具に爪とぎをします。

最近は、一緒に遊ぶことや抱っこしてあげましたか?

壁や家具に爪とぎをして飼い主を困らせることで、寂しいことをアピールしているかもしれません。

解決策:愛猫の好きなことをしてあげる

猫が爪とぎをする理由の1つにストレス発散があるため、寂しい理由なら爪とぎをやめてくれるからです。

そのラグドールの好きなおもちゃで遊んであげたり、抱っこをしてあげたりしてストレスの軽減をしてあげましょう。

ただし、壁や家具で爪とぎをした後すぐにかまってしまうと「ここで爪とぎをすると遊んでもらえる」と記憶してしまいます。

逆効果になるので、一緒に遊ぶ時間をつくるなど工夫をしましょう。

飼い主さんが忙しくて、時間がつくれないときがあるかもしれません。

下記の記事で、遊ぶ時間の作り方を解説していますので、参考にしてみてくださいね。

6.爪とぎ器を認識していない

爪とぎ器の使い方をわかっていないため、置物と判断しています。

わたしたちも、使い方がわからない道具は調べてから使いますよね。

しかし、猫は調べる手段がないので、危険でなければ放置します。

解決策:飼い主さんが使い方を教える

ラグドールに限らず猫は頭がいいので、使い方を教えれば勝手に使ってくれます。

例えば、愛猫の前足を持って爪をとぐ動作をさせたり、飼い主さんの両手を丸めて爪とぎの動作を見せたりするのがいいですね。

飼い主さんがお手本を示すことで、爪とぎ器の役割を教えてあげましょう。

↑目次に戻る

爪とぎ行為をやめさせることはできない

猫が爪とぎをする理由

猫の爪とぎ行為には以下の3つの理由があります。

  • ストレスを発散するため
  • なわばりを主張するため
  • 狩りの武器である前足の爪を鋭くするため

これらは習性なので、やめさせることはできません。

逆に、やめさせようとすると猫はストレスがたまり、病気になりますのでおすすめしません。

決められた場所で爪とぎをできるように、飼い主が配慮してあげましょう。

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ラグドールにおすすめの爪とぎ器3選

ラグドールにおすすめな爪とぎ3選

ラグドールの体格より大きい素材別と体勢別に合わせた爪とぎ器を3つ紹介します。

バリバリボウル XL

段ボール素材で、四足状態でできる爪とぎ器です。

直径が48cmあり、重量は1.5kgありますので、力が強いラグドールでも安定して爪をとげます。

また、爪とぎ部分だけを交換できるため、経済的にお得です。

\ベッドも兼ねて省スペース/

詳しくは下の記事で、詳細を解説しておりますので、良かったら参考にしてみてくださいね。

バリバリボード ウッドプレミアム

2足立ちの体勢で、段ボール素材が大好きなラグドールにおすすめです。

レギュラーサイズで高さが70cm、ラージサイズで85cmもあるため、体が大きいラグドールにもぴったりです。

段ボール素材をねじで固定するため、テープに比べて安定するでしょう。

\両面使用で経済的にお得/

バリバリつめとぎポール 麻 L

2足立ちで麻の素材が大好きな子におすすめします。

オスは立って爪とぎをすることが好きな子が多い研究結果があります。

そのため、ラグドールのオスと暮らし始めて間もない飼い主さんの選択肢の1つになるでしょう。

ポール部分を上下入れ替えることができますので、長く使い続けることができます。

\土台を捨てずにポールだけを交換できる/

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それでも壁や家具で爪とぎをしたときの対策用品2つ

壁や家具で爪をとぐ対策用品

今まで紹介した方法でも、壁や家具で爪とぎをやめないこだわりのある子には、物的対策をするほうがいいでしょう。

爪とぎをしても、家具や壁に傷をつけないおすすめアイテムを紹介します。

ソファーにはカバーをつける

ソファーで爪とぎをする子は、部分的にカバーをしても別な箇所でもする可能性があります

そのため、ソファーは全体的にカバーをかけることで、手間を減らしていきましょう。

丸洗いができ、いろいろなサイズがある下記の商品がおすすめです。

\丸洗いが可能でいつでも清潔を保てる/

壁にはシートを貼る

壁で爪とぎをするときは、透明の保護シートを貼り付けたほうがいいでしょう。

色付きのシートは、浮いて見えるため部屋のインテリアに合わない可能性があります。

シートの弾力になるので、壁での爪とぎをやめてくれるかもしれません。

サイズも豊富にある下記の商品をおすすめします。

\自分が使いたいサイズにカットできる/

ラグドールに合った爪とぎで、愛猫も飼い主もストレス0へ

この記事では、ラグドールの壁や家具で爪とぎをする原因と対策についてお話ししました。

ご紹介した対策をおさらいしておきましょう。

  • 爪とぎの体勢を観察して、その子に合わせた爪とぎ器を用意する
  • 好みの素材を探すときは、まずは段ボールから試す
  • 体長より大きい爪とぎ器で、安定して爪とぎをしてもらう
  • お気に入りの場所の近くに爪とぎ器を設置する
  • 寂しい気持ちにさせないように、日頃からかまってあげる
  • 爪とぎ器の使い方を飼い主が教えてあげましょう

紹介した「ラグドールが壁や家具で爪とぎをする対策」を実践することで、決められた場所で爪とぎ行為をするでしょう。

それでも、爪とぎのしつけがうまくいかなかったときは、保護するシートやカバーを付けてみてくださいね。

愛猫の爪とぎを快適にしつつ、飼い主の手間がなくなりお互いに幸せに暮らせるようになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参考になれば幸いです。

ラグドールと暮らしていて飼い方に不安を感じている方は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

ラグドールの性格が思っているのと違って悩んでいる飼い主さんは、下記の記事を参考にすると解決できますよ。

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