・ラグドールの将来の大きさが知りたい
・ラグドールの理想の体型を知りたい
・一緒に生活しているラグドールが肥満になり、ダイエット方法を知りたい
ラグドールを飼い始めた方が「生後◯ヵ月で◯kgだけど大丈夫?」と心配することが多いです。
私はラグドールと3年以上いろいろなことがありましたが、幸せに暮らしています。
また愛猫と幸せに暮らすために
2つの講座を修了しています。
- ラグドールのメスの大きさと体型について
- ラグドールの理想の体型について
- 肥満になったときのダイエット方法と痩せすぎている場合について
この記事を読めば、ラグドールの体重が多くても心配することがなくなります。
ラグドールを飼い始めた方やダイエット方法、体型に合った猫用品を探している方は最後まで読んでくださいね。
ラグドールのメスの大きさ
まずはラグドールの体についての特徴は以下の3つです。
- ロング&サブスタンシャルであり大型猫に分類
- メスはオスに比べて体は小さい
- 成長するまで3~4年ほどかかる
ラグドールの体重や体高、体長の平均といわれている数値と、私と生活しているラグドールを比較していきます。
あくまでサンプルの1つとして、気軽に見てくださいね。
メスの平均体重は4~6kg
オスは5~7kgといわれているので、若干メスのほうが少ないです。
私と生活しているラグドールは2歳くらいから、5.4kgで安定しています。
月・年齢 | 体重(kg) |
---|---|
4ヵ月 | 3.40 |
7ヵ月(避妊手術時) | 3.84 |
1歳8ヵ月 | 5.35 |
2歳8ヵ月 | 5.30 |
3歳8ヵ月 | 5.35 |
4歳8ヵ月 | 5.38 |
体重について悩みが多いのは子猫のときの体重が多いことがありますが、成長期なので特に問題はありません。
逆に体重が増えないほうが問題です。
ラグドールは一般的な猫に比べて大きく成長する猫なので、年齢に比べて体重が多くなります。
体高は約33cm
体高とは「地面から背中までの高さ」のことをいいます。
体高を実際に測ってみると、約33cmでした。
平均体長は50cm
ラグドールは丸みを帯びた猫なので、そこまで体長はありません。
成猫になってから体長が伸びない場合は、成長が終わった可能性があります。
私と生活しているラグドールは、2歳ほどで体長は変わらなくなりました。
体長を測定したところ、約50cmでした。
理想の体型は肋骨が触れるかどうか
理想的な体型の指標として、「BCS(ボディコンディションスコア)」があります。
ボディコンディションスコア(BCS)は見た目と触れた状態から、体型(特に脂肪の付き具合)を9または5段階で評価します。なお、現在の体重とBCSから理想の体重を求めるには、獣医師に診てもらうことをおすすめします。
出典:ボディコンディションスコア(BCS)について(環境省)
痩せ~肥満の5段階で表したもので、肋骨を触れるかどうか、上から見たときの体のラインで判断します。
ラグドールは長毛猫なので、被毛で体型が隠れてしまい見た目での判断は難しいです。
触っても判断が難しい場合は、健康診断を受けることでわかります。
肥満になったときのダイエット方法3選
ラグドールは大人しい性格が多いため、動き回ることが少なく肥満になりやすいです。
特に避妊手術をしたあとは、ホルモンバランスが崩れて太りやすくなります。
肥満は病気の原因になるため、健康的な体型を維持することが大事です。
1つずつ解説します。
減量用フードに切り替える
ダイエットするために食餌の量を減らすことを考える方がいますが、猫にやってはいけません。
なぜなら、猫は人間に比べて必要な栄養素が多いため、食餌の量を減らすことは1日に必要な栄養が足りなくなるからです。
食事量を減らすよりも、脂質が少ない減量用のフードに切り替えることがいいでしょう。
食餌の量はフードに記載されている量を厳守することも大事です。
しかし、減量用のフードも種類が多いため、どれがいいかわからない方もいらっしゃると思います。
私が与えている減量用フードを紹介します。
2歳の時から与えていますが、体重を維持しつつ健康診断での体型も理想的です。
ラグドールの子猫のときに与えるご飯の量については、下記の記事で紹介しています。
【ラグドール】子猫時に与える餌の量は子猫用ペットフードの記載通り
食餌前の運動
ラグドールは大人しい性格が多いため、動き回ることが少なく運動が不得意な子も多いです。
また、おもちゃで運動させようとしても、反応が無く遊ばないことがあります。
猫に運動させたいときは、狩猟本能を刺激してあげることが大事です。
狩猟本能が刺激されやすいのは、お腹が減っている状態です。
おもちゃに反応せず困っている方は、食餌前に試してみることをオススメします。
運動が不得意な猫は上下運動より、広い場所のほうが遊びやすいです。
遊ぶスペースの確保と、走り回れるおもちゃを用意するのがいいでしょう。
また猫と遊ぶときに多い疑問が「遊ぶ時間」です。
猫と遊ぶ時間については、こちらでくわしく解説しています。
興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
おやつを減らす
「甘える姿が見たいため」「おやつが欲しいと、鳴き声で要求された」こういった理由で、おやつを与えてばかりだと肥満になります。
おやつを与えたいのはわかりますが、心を鬼にして我慢しましょう。
しかし、おやつを全く与えないのは猫のストレスになりますし、飼い主もかわいそうだと感じるでしょう。
そこで、私がオススメするのが「その猫の嫌いなことに対して頑張ったご褒美」として与えることです。
ご褒美として与えるので、愛猫が嫌がることも我慢してくれることが期待できます。
おやつはご褒美として与えることで、食べ過ぎ予防にもなり、肥満防止になるでしょう。
痩せすぎている場合
ラグドールが大きくならないときは、成長が止まった可能性があります。
しかし、痩せすぎている場合は病気の可能性が高いです。
動物病院で診察を受けることをオススメします。
日々の生活の様子や最近変わったことなどを覚えておくことで、獣医師の先生に相談することでアドバイスをいただけます。
少しでも異変を感じたら、先生に相談することが大事です。
ラグドールの大きさに合った猫用品
猫用品も種類が多く「どれを選んだほうがいいのだろう?」と悩むことがあります。
愛猫が喜びそうな猫用品を買って、試してみるのもおもしろいですが、なるべくなら失敗したくありませんよね?
また、猫は体に合ったものを使わないとストレスがたまることがあります。
ラグドールの大きさに合わせた猫用品は以下の5つです。
1つずつ解説していきます。
ベッド
猫は、狭い空間や周りが囲まれた環境を好みます。
ベッドに関しては、自分の体にフィットしたものを選ぶといいでしょう。
体長50cmでよく使っているベッドが以下のものです。
重量があり、爪とぎ中に動くこともありません。
トイレ
猫のトイレの大きさは、体長の1.5倍以上が推奨されています。
ラグドールは大型猫であるため、トイレは大きくなってしまいます。
私がオススメしているトイレは以下の商品です。
ラグドールのトイレの選び方について、下記の記事で紹介しています。
ラグドールが使いやすいトイレを選ぶ3つのポイントについて解説
キャリーバッグ
愛猫を動物病院につれていくのに必要なのが、キャリーバッグです。
しかし、キャリーバッグにもいろいろな種類があり、どれを選べばいいかわからないことがあります。
そこで、選ぶ基準となるのが「運びやすさとポケットの数が多い」の2つです。
ラグドールは体重が4~6kgまで成長するので、飼い主が運ぶときに負担が少ないのが理想です。
肩掛けもしくはリュックタイプが負担を減らせます。
逆に、手で運ぶタイプは手に負担がかかるためオススメしません。
ポケットの数が多いと、ウェットシートなど、ケア用品を入れることができるためです。
常に入れておけば、災害時の避難で忘れることはないでしょう。
ラグドール用のキャリーバッグの選び方をこちらの記事で紹介しています。
食器・水飲み皿
猫の食器を選ぶ基準に「高さ」で選ぶことが重要です。
なぜなら、食べるときに水平ではないと、吐き戻しをしてしまう可能性があります。
また、頭を下げている状態で食べると、関節に負担がかかるといわれています。
ラグドールは体高もあるため、食器の高さを気にして選ぶようにしましょう。
高さがある食器を利用しても、頭を下げている状態であるなら、台などを使って高さを調節するのがいいでしょう。
キャットタワー
キャットタワーの目的は、「高いところに登れる欲求を満足させる」と「上下運動ができるようにするため」です。
ラグドールなど大型猫にあったキャットタワーを選ぶときは、耐荷重と安定性が重要になります。
特に、耐荷重を確認しないとキャットタワーが壊れて、ケガにつながるかもしれません。
耐荷重に関しては、重ければ重いほど大丈夫ですが、キャットタワーの大きさも比例します。
そのため、設置場所の広さを確認しましょう。
安定性は、「土台の大きさと重さ」と「柱の数」で決まります。
私が使っているキャットタワーは、こちらになります。
詳しくは下記の記事で、キャットタワーの選び方を詳しく解説しています。
まとめ:子猫のときは体重は増えるので体型を気にして健康維持しよう
本記事では、ラグドールのメスの大きさについて解説してきました。
まとめると以下の3つになります。
- ラグドールのメスの大きさは、体重が4~6kg、体高が約33cm、体長が約50cm
- 理想的な体型は、BCSを参考に肋骨が触れるかどうか
- ダイエットは、減量用のフード・食事前の運動・おやつを減らすが効果的
ラグドールは成長するまで3~4年かかります。
特に生後1年未満の子猫は、体重がどんどん増えていくでしょう。
なので、愛猫の体型を気にしつつ、日々の生活を観察することが大事です。
愛猫が不調になったときに、すぐにわかるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
ラグドールのことをもっと詳しく知りたい方は、下記の記事でラグドールの性格について解説しています。
コメント